コンセプト
建築の可能性を追求して。 〜 人々の記憶の積み重ねを大切にした まちづくりをめざして~
住まいは生活の基盤となるものです。
ひとたび住まいが不安になると生活の基盤が不安定になり、健康にも影響がでてくるようになり、精神的にも不安定になってしまいます。
住環境と健康、精神面は密接に関連しているといえるのではないでしょうか・・・。
少子高齢化、多数の災害と何かと不安の多い現代では、住いのあり方を追求し、しっかりとした生活の基盤があることが、より必要とされていると感じます。
また、建築物を使い捨てるのではなく、いかに次の世代に引き渡しながら継続して使っていけるか?という点も考慮しなければならない時代になっています。
住まいの不安の要因となる「耐震性の不足」「劣化の不安」「温熱環境性能の不足」「建物の用途を変えて再利用したい」・・・などの課題を様々な角度から検討して,解決していきます。
そのためには、耐震も劣化対策も温熱環境性能もバラバラに考えるのではなく、並行してバランスよく計画していくことが大切です。
カタチのデザインのみでなく、建築の性能も含めてトータルでデザインしていきます。
現在、災害対策、地球環境問題などが山積する現代では,とくに建物の性能が問われています。
また、空き家をどう再活用すればよいか?についても積極的に考え,取り組んでいます。
間取りや設備や性能も現代から見ると劣ってみえるかもしれませんが、改修していけば建築には可能性が満ち溢れています。
性能をアップするだけでなく、インテリアや庭などの外構に自ら手を入れる楽しさを取り入れて、魅力をアップしていきたいものです。
わかりにくい建築物の現状、どうしたらよいか迷う方向性、煩雑な補助金や行政への手続き・・・これらを調査・企画・設計・申請そして工事までのプロセスをスムーズに行うことでこれからの時代の新たな「建築の再生」を支援させていただきます。
調査から設計そして工事へ・・・という流れ
調査から入って、設計そして工事へという過程は、お店で完成品を購入するという流れとは異なり、忙しい毎日においては、とても手間がかかるように思われるかもしれません。
しかし、基本的にお客様のやることは、「打ち合わせに参加していただくこと」だけです!
しかも図面データ、3Dパース、模型写真、イメージスケッチをメール等でやり取りして、よりスピードアップも可能です。
調査結果の報告を聞き、設計された図面や模型やコンピューターグラフィックスを見てご意見を言うだけです。
また、工事においては、監理を当社で行い、報告を聞くだけとなります。
もちろん、工事中に立ち会っていただき、ご意見をおっしゃっていただくこともできます。
お客様のご負担をできるだけ少なくなるよう、努力していきます。
そして、アイデア次第で、住まいもビルも豊かに変わります。
住宅もビルも改修は、大変なものという気がしますが、楽しんで行なえるものです。
特に企画段階は、こんなアイデアは無理かな?と思えるものも、どんどんご意見下されば設計もより充実していきます。
一つの例えとして、模型や裁縫のように自分なりのアレンジを楽しむ・・・そんな楽しみ方が改修にはあると思います。
世界に一つしかない自分だけの空間。
そんな楽しみ方もあるのが、改修ではないでしょうか。