人が暮らす空間を考えて・・・。
鉄骨造の建物の2階の内装のフルリフォ―ムです。鉄骨造の場合、築年数にもよりますが、雨漏りなどがなければ構造体の劣化の心配が少ないので内装だけの改装で済む場合も多いです。
高齢になってもゆったりと過ごせるように、また万が一、介護が必要になっても介助ができるようにトイレも浴室もゆったりとしたスペースとして設計しました。
玄関、廊下の幅を広くとり、老後になっても生活しやすいようにしてあります。その結果、リビングに続く廊下も伸び伸びとした一つの空間となり、そこでちょっとした読書などもできるような魅力的なスペースが生まれました。
広めのトイレには、介護が必要ではない現在では広すぎるので、取り外し可能な手洗いカウンターを設置して、その時の体の情況に応じて変化できるように設計してあります。将来を見越して設計をして、工事をしておくことが大切です。
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